40歳を超えて、モデルを始めました。
低身長で新人のミセスモデルは、
思っていたよりも需要がなかったけれど、洋服のもつ雰囲気を表現することは楽しくて、好きなんだなとわかりました。
だから、このショーの企画とオーディションが発表された時、「やりたい。」と思いました。
私は20代半ばから15年あまり、
断続的に精神科に通いながら、自宅で過ごしていました。
「若い」と言われる年代に、仕事もできず、外に出れず、挫折感と自分に対するため息しかなく過ごしていた時、
外の世界の人達はあまりにも眩しくて、羨ましくて、見ることもできませんでした。
その時の強い憧れと、悔しさのようなものがあったから
楽になってきて外に出れるようになってきた時、「なんでもいいから、1番やってみたいなー」と思ったことに、まっすぐ進めたのもしれません笑
私は今も、精神的な疾患を克服したとは全然思っていないです。
HTLに入って過ごす中で、
むしろもうずっとあるままでいこう。
この気質のまま、「引きこモデル」でやってこう…。
と思えたことが、1番よかったことかな思っています。
今は家の中に居たままで、大切な仲間ができ、部活のことをしたりして、楽しく、少し忙しくしていたりします。笑
とても苦しかった過去の私が、
こんな人がそのまま表舞台に出ているのを見たら、
とてもびっくりするし、生きる希望に思えるな。。
と思ったことが、この舞台に応募した、もう一つの理由です。
過去の自分に、エールとお礼を贈りたいです。
「生きててよかったなぁーー。としみじみ思いたい。」
それが私の原動力であり、1番の望みだなーと思っています。
引きこモデルお出かけ編in幕張。
ランウェイウォーキングとアイドルダンスではじけちゃいます♡
マキノ(モデル名・生島光)