コロナ自粛時・・
PCの外付けHDDの容量が一杯になったこともあり、
僕は写真を整理していた。
そこには一眼レフで収められた何万枚もの
多くの笑顔で敷き詰められていた。
でも、ふと気づいてしまった。
そこに自分の写真が圧倒的になかったことに。
さすがに「自分がかわいそう」と思えた瞬間だった。
別に誰も撮ってくれなかったわけではなく・・
昔からアトピー性皮膚炎を患っていたり、
過去の人間関係から自分は表に出てはいけないと思っていた。
撮られることを無意識に避けていたのだ。
これは人生そのものを反映している。
「もっと自分にスポットライトを」
とそう望んで数ヶ月‥
そんな僕がひょんなことから、
ファッションショーに出ることになった。
どうやら神さまは、
十分すぎるノシをつけて応えてくれたらしい笑。
ランウェイは、物理的視点に立てば、
ただ歩く、移動に過ぎない。
だから、「できる」はずなのだ。
でも、頭の中で怖さを感じやめたくなる瞬間もある。
こうした体験を経て願望達成に、
抵抗
許可
という言葉が使われる所以がわかった気がする。
こんなことを身銭を切って体験させてくれる
所長には感謝しかありません。
実は、まだ人目が気になる自分もいて、
この掲載文も書かずにシラを切ろうかとも考えた。
でも、催促された笑。
もうsurrender。楽しみます!