1度手放したあのトキメキを、また迎えにいこう

1度手放したあのトキメキを、また迎えにいこう

2020年10月4日
【each my story】
「過程を楽しんでね」

HAPPYちゃんのこの言葉で
私の中で静かに腹が据わったことを覚えている。

幸せになる覚悟。



HTLに所属しながらも
誰とも交流せず
ただひっそり毎日の配信を聞いていた。

卒業式も遠巻きに
別の次元の出来事のように眺めていた。




ずっと暗闇にいた。


どんどん抜け落ちていく髪の毛に
恐怖でいっぱいになりながら

涙がとめどなく溢れ

ひとり
その感情と向き合い

崩れ落ちそうな時
HAPPYちゃんの配信は
一筋の光だった。

呼吸に意識を
呼吸に意識を

呪文のように日々唱える
その時は
それが精一杯だった。



そんな時
山田二葉ちゃんの配信が始まった。

画面越しから
キラキラしたものが溢れ出し
ピンク色の光が見えて
その瞬間
衝動が走った。



"彼女のドレスを作りたい!!!"



気がついたら
LINEを送っていた。

いつもなら既読すらつかないのに
その時は偶然にも見てくれた。

そして快くOKしてくれた。
夢のようだった。

全身にぶわ〜っと血が通い始めた感覚
作る楽しみを思い出した瞬間だった。



3年前に全てを手放し
作業道具すらろくに揃ってない状況。

コップを文鎮代わりにパターンを引いたり
食費を削りボディを買ったり

とにかく楽しかった。




またこの感覚になれたことが嬉しすぎて。




そんな中
今回のシンデレラプロジェクトの
ファッションショーの衣装のオファー

住んでいる山奥の古民家は
構造上エアコンをつけられないため
猛暑でとても作業できる環境ではない。
田舎すぎて材料もろくに揃わない。

そんな絶望的な条件下でも
私には断るという選択肢がなかった。

このチャンスに
命いっぱいに向き合いたいと思ったから。

私にその覚悟が決まると
次々に魔法のような出来事が起こる。

作業場を提供してもらったり
助っ人がどんどん現れ
パズルのピースがカチカチとどんどんはまっていく。

気がつくと
一緒に前を見て進む仲間ができていた。

今、作り上げられている作品は
わたし一人では完成できなくて
今の中の誰かが欠けてもダメで

改めて
この共同創造に鳥肌が立ち
涙が溢れた。


ひとりじゃない。



「過程を楽しんでね」



この言葉の深さ
HAPPYちゃんが伝えたかったことが
意識とか感覚とか超えて
体にスコーン!とはいってきた。

湧き出す感情を
全て味わいながら
共同創造する奇跡

今、フェアリーのメンバーは
個々が際立ってきて
共同創造を楽しんでいる。
わたしはそんなみんなのエネルギーに支えられながら
衣装作りができている。

こんな素敵なメンバーが
ランウェイに立った時
何が起こる?

もう光しか見えない。

溢れる光。

トルネード。

奇跡の瞬間に立ち会えること
本当にHAPPYちゃんには言い尽くせないくらいの感謝でいっぱいです。

ラストまで駆け抜けます。



MIHO IMAYOSHI 

ファッション専門学校を卒業後
メンズウェアのデザイナーとしてアパレル会社で5年勤めた後に独立。

過去作品で製作したドレスは雑誌・映画などのメディアでも使用されるようになりました。

しかし
5年前、タイで卵巣嚢腫破裂、緊急手術にて一命を取り留める
そこから坂道を転がるように人生転落。
3年前、鹿児島の母が倒れたのをきっかけに廃業。
田舎へ戻る。

HAPPYちゃんの実現リモコンの動画と出会い
自分の人生に何が起こってたかを知る。

この3年間は山奥でひっそり暮らしながら慣れない会社勤めで免疫低下。
髪の毛が抜け始める。

シンデレラプロジェクトの衣装を作り始めてから抜け毛も止まり髪の毛が生え始める。

現在46歳。





CINDERELLAPROJECT2020
-each my story-

1度手放したあのトキメキを、また迎えにいこう。

主演 今吉美保の「わたし」物語