呉 淑実 (OH SUKSIL)

呉 淑実 (OH SUKSIL)

2020年9月17日
【メゾンドシャンティ】

2018年、前回のシンデレラプロジェクト。

当時、妊娠5ヶ月だった私は観客としてそのステージを楽しむはずだった。
けど、それは叶わなかった。
授かり婚をするはずだった私は、入籍の直前で婚約者に逃げられて、
突然自分の世界が絶望へと変わってしまった。

怒りと憎しみ。
先の見えない不安と、得体の知れない恐怖の中で絶賛もがいていたのが、
ちょうど前回のシンデレラプロジェクトの時だった。
私にとってシンデラプロジェクトは「幸せの極み」のようなもの。

不幸の真っ只中だった当時の私には、
シンデレラ達のキラキラしたあのエネルギーは、
とても眩しすぎて、キツすぎて、直視することなんて到底出来なかった。


あれから、2年。
私は未婚の母となり、娘はちょうど2歳になる。
そしてまさか自分が「幸せの極み」であるシンデレラプロジェクトに参加するという。。。

思ってもみなかった現実がここにある。それも演者として。
大好きなメゾシャン・ド・シャンティのモデルとして、私はランウェイを歩くんだ。
なんて幸せなことだろう。

シングルマザーとして子供を育てる覚悟もできないまま一人出産したけれど、あの時の自分の選択に心からブラボーしたい。
幸せにフォーカスするって事だけを考えて過ごしてきた、この2年間。
気づいたら毎日が幸せで涙が溢れる。
htlに入って感じる心を取り戻し、「モデルになりたい」という望みを見つけた。

そしてメゾシャンのオーディションを通しても、何度も何度も自分を見つめ直した。
逃げたいと思う事もいっぱいあったけど(今もあるけど) 、
今この瞬間、自分が自分に満足出来ることだけを考えてた。

そうやって小さなチャレンジを繰り返し繰り返し、
結果として、メゾシャンのランウェイモデルになれた時は、涙が止まらなかった。
あの最悪な出来事は、自分の力を取り戻す為の出来事だったんだと、ようやく思えた気がする。
産まれてきてくれた娘に、堂々とランウェイを歩くママの姿を見てもらいたい!そう、強く思った。

「何が起きても絶対に大丈夫だから♡」

そんなメッセージを過去の自分と未来の自分へエールを送りながら、ランウェイを歩きたいと思う。
全ての人に感謝を込めて。ありがとう。

@ysukkii_xoxo